詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
シーツ状の波が、白筋立てて歌いかけてくる
ロマンチックすぎて、もう来れまい 今年で見納めの風景
なぜって、てれた オレンジの夕凪は、 血潮染めた ラブロード一直線って感じじゃんか
貝殻の砂メロディーは、足の裏をくすぐって、
海と僕らは、 扇状に 肩組んで、
天使の笛を 身にまとわりつかせた
海で、君を抱いて眠ろう
溺れたって かまやしない
君は、僕を食べて眠りな
嘗めてもいい
(腹痛(はらいた)覚悟さ、、アハハ・・)
一つ一つの仕草が、僕らのアルバムにつづられて、
この夏は、二冊と無い、宇宙スケールのウェディング・プロジェクトになる
登録も惑星規模さ
明日から生まれる鳥たちが、声たからかに呼んでくれるよ
あさってから あと、仲良くなる予定の友だちが、眺めて プハーッて 吹き出してくれるだろう
砂浜をはだしで歩いて、干したてのシーツを身に着ける
すがすがしい くっきり視界
それは まるで、 海を抱きしめて眠るよう
ホワイト紺じきの寝床(ねどこ) 泡(バブル)シーツ・しわ寄せて、流れるように 夢ごこちをむさぼらせてくれる
快・・・