ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.128000-128999 > No.128099「ふたりのあたし」

過去ログ  〜 過去ログ No.128099 の表示 〜


[128099] ふたりのあたし
詩人:快感じゃがー [投票][編集]




【never told my will】





こんなにも
虚しさだけ

募ってくの。

どうして





繋がりを求めても
偽りの私は

NOと首を振る










きれいなナマエを付けて
自分を美化

してるのね





認めることに
怯えながら

未だ大丈夫...って

ずっとずっと
呟いてた










欲しがって

近くに届くと
拒絶して

馬鹿みたい。
五月雨





繊細で
繊細すぎて

思考の迷路
抜け出せないの










そしたら
もう

これからに期待すること

とてもとても
疲れてしまって





終わりを夢見て
今は唯

闇に隠れてたい










ああ
愛しいな

ブルーグラミー





近くで
見てられるだけで

倖せだと思う瞬間










もっともっと
望んでしまう夜

現実を覗くのは
本当に

恐ろしくって










ねえ
息が出来ない

このゴミを
早く始末したい










でも未だ
賭けてみたい

空を仰ぎたい










さあ
どうしようか

ふたりのあたし





頷いては
首を振る

ふたりのあたし。










だけど
見えないよ

なんにも

なんにも見えないよ










ふたりのあたしは
いつだって

悪魔の顔して

泣きそうになってる



2008/06/20

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -