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[129159] 悲恋歌
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


あなたのそばにいたい
あなたの笑顔をずっと見ていたい
でもいつか僕ら別れるのが運命
それならいっそ出逢わなきゃよかったくらいだ

そんな世迷い言を口ずさむけど
裏腹に楽しんでる
矛盾ばかりの僕
君は遠くでだんだん僕から離れてく 離れてく

手を伸ばしてもつかめない光
それが君だったのに
やっとつかんだ光だったのに
なぜ 僕は…
あんなばかなこといったんだろう
二人を突き放すような事を自らいったんだろ

人生最初で最大の
取り返しのきかない
大きすぎる過ちだ
運命の輪も狂い出す

あなたと離れたあの夜からずっと
僕は壊れた人形みたいにずっと
体の自由さえきかない
心が麻痺したような気持ちがする

しびれを切らして
君の元へ今さら急いでももう無理なことと知ってるから
なにもできずなにも言えずたださまようばかりのむなしい毎日
時間ばかりばかみたいに過ぎては来る日々。

2008/07/14

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