詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ただ単純に人を好きという当たり前な気持ち
抱きしめていたい
ぎゅっと いつまでも
なんて不思議なんだろ
僕がまさか他人に好意を持つなんて
自分でも驚きだよ
君が驚く以上に
その何十倍も
僕は驚いているよ
恋や愛などばかばかしい馴れ合いだと
いっていた昨日の自分がまるで別人みたいな言葉 たくさん君にそそいだ
謝りたい
あの時 何も知らなかったとはいえいってしまった事を
恋・愛 それはとても素敵なお付き合い
違う異性同士で違う考え方なのに
わざわざ人にあわせるまでに人を好きになれる不思議
今 目いっぱいの笑顔で僕は噛みしめるように愛をよく味わいながらゴクリのみこむ
生唾がしたたるくらいに美味しい愛
今 また手を伸ばす
そう何度も 何度でも一回じゃ飽きたらず
愛を抱きしめる
君を抱きしめる
僕は抱きしめる
ふざけながら
時には真面目に
二人でいられる
少しの時間を
限られた時間を
いっぱいいっぱいに楽しみたい
地面に当たり跳ね返り手元に戻るみたいに
何度ケンカしてすれ違おうとも やっぱりお互いわかってて
戻るのは ここだけさ
帰る場所は たったひとつの場所
それはこの世でもっとも落ち着ける場所
それは君 そしてまたは僕つまりはお互いがお互いを必要とする欲望が消えない限りは引き合い戻ってくる
その間気持ちはプラス・マイナスのあいだをいったりきたり
繰り返すデーバイデー 日々の先にはまた性懲りもなく日々がある
格安物件 雨漏り 風呂なし築、三十年
そんな生活でも
そんな住居でも
ちっぽけな幸せで満ちあふれる
人生ならばそれは金に困らない生活より
もしかしたなら人には幸せなのかも
かも!