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[1352] 無機質
詩人:soRa [投票][編集]

早朝の駅のホーム
始発の電車はいつも寂しい

潰れかけた喉の痛みに耐えながら
今にも倒れそうな体をギターで支えた

動き出そうとする今日の始まりに
仕方なく付き合っていると
昨日の闇の中に取り残されている自分に気づく

何度も君の名が頭をよぎって行くけど
君の顔が思い出せないんだ
君の声も・・・
いったい君は誰だ
本当に僕のことを知っているのかい
本当の僕を・・・

もう少しまっていてくれないか
もう少しでそこに行くから
そしたらまたいつものように愛し合おうよ

愛してるはずだからさ
そうだよね
君だってきっと・・・


2003/04/07

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