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[137106] 射殺
詩人:剛田奇作 [投票][編集]

見覚えのある鍵が転がっていた


私はそれを拾いあげ、見覚えのある鍵穴にそれを差し込んだ


見覚えのあるドアは静かに開いた


部屋一面に転がっていたのは私の死体だった


壁をよくみるとマジックミラーになっていたので近付いてみると


無数の私の死体と、私を見ながら笑っている、
無数の私がいた


私は、無数の笑っている私を持っていたマシンガンで、ミラーごしに全員射殺した


私は笑っていた私の死体を乗り越えてさらに奥に進む


突き当たりはまたマジックミラー


笑う無数の私、


射殺。


無数の私、


射殺。


笑、


射殺。




2008/12/28

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