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[140035] 
詩人:おとみさん [投票][編集]

電車の中で目を開けると

前の座席の隙間から

犬がこちらを見ていた

操られたように顎を動かしながら言った

「一つ尋ねたいのだが」

「君らには、私の生はどう映るんだ?」

「質問の意図は考えないでくれ」


そう言った


「君らは関係性というものを忘れているんじゃないか?」


少し沈黙が流れた

犬は言った


「思い出した時、気付かされた時ってのは恐怖だな」

2009/02/22

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