詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ここに僕がいるように
あなたがいるという事実はあなたが死ぬまで生きている
胸の鼓動が聞こえてる
それこそが生きているという紛れない事実なのでしょう
でもそれに時に憎しみを抱き運命を恨んでも笑うときにはしっかり笑っている
悲しみがもしもなかったらあなたも僕も今みたいに本気では笑えないさ
理由は心の中にあるから言わないけど
命に限りがなかったらきっときっとこんなには必死には生きないさ
みんな夢を叶えることを急ぐのは命に限りが決まってるから
限りがなかったらいつでもいいでしょ
夢なんてといつまでも叶えないだろう
もしかしたら
おとぎ話を信じるならリアルの中に眠る夢を信じてください
すこしとがってはいるけどリアルな夢もいいもんだ ふれられるわけじゃないけど見渡せば見晴らしのいい景色がキミを待つだろう
今に見ててごらん
見えるだろう
出逢えるだろう
輝く景色が誰にでも
生まれてきてはじめて生きていることを実感し喜べる瞬間が
おとずれるだろう
出逢えるだろう
輝く未来が誰にでも
それが僕ら人間が生きてここにいる確かな証ならば僕は幸せ
見えない答もうなずける それで幸せだ
ここに そこに いつもある僕が生きている証 目には見えない それもまた幸せ
僕は生きている
わかってる
ほら胸に手をあててごらん思わず笑みがこぼれるはず
疑問を抱くことなどもうないから流れる時に風を感じてまるで鳥にでもなったように目を閉じてイメージの空を飛ぼう
二人 飛ぼう
地につけた足で地面を蹴り 高いとこからさらに高いとこへ飛ぼう
僕らはいつでも鳥になれる 鳥になれる
大きな空にもなれる
決まりなんか本当はない自由なバードなのだから。