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[141271] いつものように
夕日に抱かれた白い部屋
切なさ香るその色に
思わず景色が揺れたのは
朱色が怖くなったから
『夕暮れ時の風物詩』と
遠い時間が囁いて
『わかっているよ、そんなこと』
今の僕が呟いた
本当の独りきりなんて
知っているわけでもないのに
それでも涙が落ちるのは
僕が甘ったれだから
こんなんじゃ、笑われる
なんでもないふりをして
いつものように
おどけてみようかな
2009/03/19
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