詩人:大示
夕日に抱かれた白い部屋切なさ香るその色に思わず景色が揺れたのは朱色が怖くなったから『夕暮れ時の風物詩』と遠い時間が囁いて『わかっているよ、そんなこと』今の僕が呟いた本当の独りきりなんて知っているわけでもないのにそれでも涙が落ちるのは僕が甘ったれだからこんなんじゃ、笑われるなんでもないふりをしていつものようにおどけてみようかな