男の最後の言葉を書き綴り物語りは幕を閉じるこころはむずかしいかたちでもない見たまんまでもないくちからでるこころが鳴くなら空に浮かべて漂う雲にして思うまま感じるままうわっつらだけをおもてにしてそれがこころなら 捨てたいのも哀しいのも分かる気がした壊れ狂う男の最後の言葉だった男が想いを消したこと全てが自らにあると知り、幸せを願ったこと出会うことで忘れようとした弱さそして第三者への憤怒それらを口に出すことなく去って行った思惑を胸に
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