詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
ザーザー降りの雨の向こうで僕を待ってる晴れ間(あす)に一言
「もうすぐ着くから、もう少し待っててね」
明日になったら
今日よりずっと
笑えるんだ
楽しめるんだ
悲しいこと
泣かねばならないこと
何もないから
桜も散って
葉桜になって
僕らは暑い夏へ急いでく
でもとりあえずはまだ春ですから
あたたかいとほほえめるうちに笑っておこう
だから
雨の向こうで
雨の向こうで
待っている明日に今迷わず会いにゆければ何もそれ以上えらいことはないから
自分ほめてみよう
踏み出すその一歩からすべては始まる
一歩がやがて百歩千歩と少しずつ変わっていくから
僕らが生きてる世界はまるで 名付けるなら
一歩から始まるストーリー
いつでも
そうなのさ
地位も人種も関係なくみんな世界中の人たちが声をそろえ歌うだろう
きりもなく
変わらない 歌を
歌い続けるんだ
タイトルはもちろん
一歩から 一歩から始まるストーリー
その一歩が限りなく一番大事さ 踏み出しづらいぶんだけ大切で貴重なのさ。