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[144112] 梅雨前夜
湿っぽく肌寒い闇夜
見上げる星空の下
頬をかすめる薫る風とともに鳴り響く車の音に紛れ
かすかに聞こえる
虫の鳴き声に耳を澄ませる
その音色はまるで
迫り来る夏に喜びを讃えているかのようで
季節の移り変わりを感じさせる
果たして
今年の夏は
僕に何を運んでくれるのだろうか
暑さか?
熱さか?
それとも
「熱狂」か?
「絶叫」か?
「発狂」か?
行く先は「未知」
やがて
夏はもう間近
2009/05/28
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