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[144255] ナミダノチカラ
詩人:安曇 [投票][編集]

薄い青が歪んでいた

心の中はごーごーと
音をたてて
崩れているのがわかる。

時が止まるとは、
人の心が崩れた時かもしれない

周りがすべて灰色で
すべての音が耳に痛く
人の顔が滲んでいた時


声が聞こえた

柔らかく、崩れたはずの心に
すっと染み込んだ。


顔が見えた。

泣いていた、僕のために君が
苦しそうに静かに


世界が動き出した。


君は僕の変わりに泣いてくれた。

そう思えた。



世界は、何も変わらないが
僕は変わった。


この、涙で
動き出した。

2009/05/31

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