ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.144000-144999 > No.144311「けしごむ」

過去ログ  〜 過去ログ No.144311 の表示 〜


[144311] けしごむ
詩人:安曇 [投票][編集]

一生懸命消しゴムで消していた

真っ白なノートを

一生懸命消していた


何を消したいのかわからない。


あなたを忘れたところで

終わりになんてできないし

ならない、ってわかってる。



一生懸命消しゴムで消して

ぬれたノートはボロボロと破れて


消しゴムもボロボロに崩れて

小さくなった。




私は好きだったんだ。



好きだった。

もし、あなたが忘れてしまっても

消しゴムで何回消しても


私は、好きだったんだ。

2009/06/02

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -