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[146245] 優しさ困りびと
詩人:雪 刀寿 [投票][編集]

猫なで声が魅力のあのコ

夜昼かまわずウルル言う

今からでも遅くない
俺の熱さにカマかけて


あえなくイッた
君のこと思いながらのたゆたい

こんなにまでイカレた自分が信じ難く
とにかくひっそり眠りにつきたいのさ

どこどこでなにを思ってるかなんて
君に伝えたいけど

由もない すべもない
笑われるのも困る



軽口たたけるような仲に
なりたい



あのころの僕は 失意のうちに海を渡った

覚えたて 覚えたてのレモンあじと初恋のラムネびん

どこか知らない土地で1から生活を始めるかい?

恋煩いは時を選ばない

優しさ  ・・・ なんてあいまいなものだろう


2009/08/10

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