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[148616] 夕暮れの町角で:ミタマ
疑問を投げかける
夕暮れの赤い光に照らされて
長く 薄い 僕の影へ
他人を満載した電車の影が
薄い緑色のフェンス越しに伸びてきて
瞬間、僕の影と重なる
ガタン、ガタン、ガタン・・・
電車が僕の横を通り過ぎる
その刹那
影に投げかけた疑問は
確かに
「その場所」へと届いていた
僕は立ち止まり
「嬉しい」と「寂しい」で作られた涙を
決して流すまいと
赤い空を仰いだ
2009/10/15
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