| 詩人:巳年生まれ | [投票][編集] |
其の沈黙は
張り巡らせた
あの空よりも落ちていて
忍び寄る静謐なる夜は
黒く輝く媒体から
侵食していく
気がしてならないのだ
なーんて言っても
かっこつかないもんだねえ
まあこのアリサマだ
どうもやりようが
なくなっちまったのさぁ
どうしろって言うのさ
そんな泣き言も
QVGAサイズに映った夕空
そいつにぜんぶ吸い込まれてくかんじだ
話は五分前に
さかのぼって あらすじ
不意に告げられるカウントダウンに
慌てふためいたって
時既に遅しって
それは無情な迄にシャットダウンだ…って
…あっ!
今書いてた詩が消えちまった!
外出先でポチポチ
書いてたんだよね
某区から横須賀線で
移動中にだね
ちょっとくらい良いか?
って思ってたのだけれどもね
二年間働いてるバッテリーは
休憩と洒落込みましてね
さて
この期に及んで 詩の語のは言わんよ
この後の用事をちょちょいと済ましまして 急ぎ足でもって
あの家に帰るまでは 一時間かそこらだ
その間に連絡が来ない って保証はないんだがね…
ああ、そんなこと考えてたら
また詩を思い付いちまった
でも書けないね!
うん書けないよ!
電源長押ししても再起動しない!虫の息!
か弱い!
蚊より弱い!の意である!
メモ?ノート?
今日に限って持っていない!
情けないったらありゃしない!
こうなりゃあブラックアウトしちまったキミを
虚ろな目で見て 溜め息ついてやるぜ
そりゃあもう
あてつけがましく
うらみがましく
妬ましく
そりゃあもう
ながめるように
なめるように
なるように なって
…そんで自業自得ってのはわかってんだけどね
こんな…死亡時刻にゃまだ早いだろって
言いたいんだけど
…ふむ
詩人の携帯は、詩を詩う夢を見るかな?