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[150177] 低温火傷
デスクに向かいながらも今夜も君の事を考える
しばらく君に触れていない指が冷たく カップの熱が体温を連想させて 僕は手を離せない
すぐにでも会いたくて
いつまでも触れたくて
溜息とともにカップから放した掌はじんわりと朱く
脈打つ度にほのかに傷む
僕の気持ちも同じように
何もしないうちに熱をもつから
気がついた時にはもう痛みだしているんだろう
そしてそのカップのように君は冷めていくだろう
2009/11/19
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