一生を注いだ空洞を何かで塞がなかったらきっと壊れたままで淋しいままで悲しいままで「心以外の僕をあげる」そう言われた気がした箱の中還る理由さえ私に被せた在るべき場所を見つけたんだね在るべき心在るべき場所に返してニ度目の後悔しない人生を歩む再生した皮膚が私を押し退け居場所を奪うさあ君も帰りなさい在るべき場所へ在るべき場所へパタンと閉まるドアの前短剣を喉に突き刺した本物はいつもひとつひとつなんだと塵になりて散りになりて
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