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[156100] 「生きる」
詩人:スヌスムムリク [投票][編集]

誰か、大切な人が亡くなったときに、




「世界から色が消えた」


とか、


「モノクロの世界。すべてが色褪せて見えた」




という表現をよくきくけれど、



私の場合は違っていた。







真逆だった。


すべてが、
いつも以上に、視界に入ってくる。

鮮やかに、賑やかに見えてくる。





それは、まぶしいくらいに輝いていて、

堂々としていて、




逃げ出してしまいたくなくらい、




現実だった。













それでも逃げ場はなくて、

隠れ家もなくて、


走り出した雨の中、
私は、目を閉じてしまいそうになる。



鮮やかすぎる、

美しすぎる、

残酷すぎるこの世界から、逃げ出すために。












いつだか目を開けたとき、視界がぼんやりとしていた。


変わらない世界がそこに見えたけど、


やっぱりちょっとだけ違う世界がそこにあった。




目を開いた私には、もう、
あの、キラキラした、輝いた世界は見えなかった。


もう、一生見ることはないんだろうなぁ、と思った。



不思議だね。

何なんだろう、この気持ち。





淡々とすぎる毎日の中、私はときに、ふと思う。


「生きるって、何なのなのだろう」


って。




きっと、その答えを出すことは、

誰に

2010/05/25

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