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[156701] 積み木
詩人:千波 一也 [投票][編集]


根拠などいるはずもなく

信じてやまなかった方策は

がらがらと音を立てながら

崩れていった


そうして時々

ちまちまと臆病じみた蓄積に

冒険みたいな気配を

嗅いだ


形、は問答無用に重要で

それを築きあげることは

はなはだ尊い


したがって遊びは

恰好の捨て場を装いながらも

誰かの足を留めてやまない

2010/06/03

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