詩人:千波 一也
根拠などいるはずもなく信じてやまなかった方策はがらがらと音を立てながら崩れていったそうして時々ちまちまと臆病じみた蓄積に冒険みたいな気配を嗅いだ形、は問答無用に重要でそれを築きあげることははなはだ尊いしたがって遊びは恰好の捨て場を装いながらも誰かの足を留めてやまない