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[159164] 護守唄 -Komoriuta-
詩人:眠れるはたけの美女 [投票][編集]

木の葉がひとひら
木の葉がふたひら
木の葉がみひら
幾つか数えてここで待ってたの
月光浴をしながら
お帰りなさい

その瞳に偽りが写ったのか
この心が真実を変えたのか
どうであれ
未だ分からないまま
息衝く今夜も平穏なら

晧いだけの月影さえ
温かいような気がして

木の葉がいつひら
木の葉がむひら
木の葉がななひら
幾つ数えれば見せてくれるの?
幸せそうな寝顔
お休みなさい

2010/07/31

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