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[162054] 言ノ葉 天国の下
言ノ葉の泉か沼
どちらとなるか判らぬ
土砂降りあと
蜘蛛の糸
言ノ葉と葉の間
するると
落ちて
掴む
なけなしの文学性とは
何求めて
言ノ葉の天国へと迎いたいのでしょう
言ノ葉の地獄では
愛無き世界こう
渦潮化した
情報文字のなか埋もれた
こころの腕数さえ
蜘蛛の糸
求める腕も在り
糸は掴まず
渦潮中の腕を掴む
そんな景さえ
言ノ葉のかがやく葉の下で
自転車通過し
蜘蛛の糸
切れ
そんな時の間も
美しく彩る
季節 うたい続けていました
2010/11/11
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