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[162153] きこえないメロディー
読めない詩は、空中を ただよっている。
君の声が浮いて、あえぐように
それは きこえない歌
ただ、静かに黙って、うなる気
人間を責め、
天国を疑う。
反骨心を まとわりつかせて、人生を やぶにらみする。
まるで 世界で初めて、一人だけで子ども生む、気張り
あたかも 歴史で最後に、育った愛を憎んでしまう、恩赦
決めつけられた思い込みを ほどいて、死後を詩で言いたい。
2010/11/14
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