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[163120] 
詩人:月島レナ [投票][編集]

空を見上げると、
空は泣いてた

まるで自分の顔を雲で
隠してるかのように

青空ではなく
灰色の空だった

空は大粒の涙を
街中に降らせていた

気付けば、
私の頬も濡れていた

私の頬を伝う雫

はたしてこれは
私の涙か、
それとも空の涙か

その答えを
知る者はいない

                        私でさえ、
わからないのだから

2010/12/15

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