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[163174] 僕は…、
詩人:月島レナ [投票][編集]

ある女の子がいました

彼女のお姉さんは
三年前 殺されました

彼女は姉が殺された
その日から

哀しみと悔しさのどん底に突き落とされました

僕は色々な方法で
彼女を救おうとしましたが            まったく無意味でした


地上から幾度
手を差しのべても
彼女を救いあげることは
できませんでした

だから僕は
彼女のいる谷底に
降りていくことにしました            他に方法はありますか?

それでも諦めなさいと
言いますか?

どんな罰も受けます

僕の命をとっても
構いません

彼女と一緒に
見ることができるのは
地獄だとしても

それでも

僕は…、

2011/01/10

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