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[165193] 8年前の詩 2
詩人:あとりえ [投票][編集]


「夜空の石」


暗闇のなか住んでると星がすきになるという


暗闇のなか 微かな星を眺めて 過ごすという


見知らぬ田舎 見知らぬ都会  知らない 知らない


だけど あの星は いつも眺めてる


知らない時間 知らない空間を歩く


だけど あの星は いつも眺めてるからね


知らない時間  知らない自分


見たこともない自分  渇水の大地に水を巻く



川の流れる音がごうごうと聴こえ
それは夢だった



欲したら見知らぬ海を  ただ眺め
その時は過ぎて


いつもの星の下に居た

そんな人たちと 語りあって

また違う時が来る






2011/02/06

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