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[167478] 
詩人:さみだれ [投票][編集]

青が最後の足掻きを見せた
一瞬のオレンジに魅せられたからか
真っ黒い闇に追われたからか
何にせよ生まれたよ
僕は短い命を毎日繰り返し
生きたよ


電線を挟んで
ビルの谷間から
山をなぞるように
境界を見せて
限界はあると
僕は言った

オーロラのように
夕暮れの空は広がり
君の涙でさえ
黄昏に霞んでいく
それは終わりを告げるように
夕暮れの空に在り
君の心だけが
息を吹きかえした

僕らは生きてる
今二人で生きてる
世界を巻き込んで
生きてる
メランコリヤの手をとりながら
夕暮れに生きている

2011/04/19

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