誰の許可もなくなんの遠慮もなく僕はずっと僕のままで苦手なことも嫌いな人もはるか昔から変わらない楽園とは名ばかりの退屈という名前の箱庭の片隅で閑古鳥の鳴き声を聴いている僕はひとりぼっち名前のない想いを抱きしめて名前のない人たちと群れをなして空を飛ぶ そんな夢の中で僕はいつだって主人公だった現実を生きるには僕はあまりに役不足潔さと大らかさと優しさとそれなりの知識があればというけど僕にはどれも手の届かない代物だ今日も僕は悲しみという王国の主。
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