ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.167000-167999 > No.167746「無欲の果てに」

過去ログ  〜 過去ログ No.167746 の表示 〜


[167746] 無欲の果てに
詩人:どるとる [投票][編集]


欲しいものは全部手に入れたから
なんにも望まない
なんにも欲しくはない

日当たりのいい場所で誰かを愛したり
誰かの傍で 微笑んだり そんな未来を本当は夢見ていたけど
今はもういいんだ
諦めたんだ

孤独という壁に阻まれて 一歩も進めない

あふれるような途方もないさびしさ抱え
燃えるような果てしない切なさ抱きしめて
生きる毎日には
希望はない

欲しいものはもう手に入れたから
なんにも望まない
なんにも欲しくはない

無欲の果てにあるものがもしも孤独だとしても 僕なら大丈夫 きっと大丈夫

明日は明るい
未来となるだろう

確証はないけど
僕はこのままでいい

傷だらけの身体を撫でながら 彼は笑った。

2011/04/30

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -