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[170157] 無題
詩人:さみだれ [投票][編集]

鉛色の空の下には
黒とも白ともつかない
悲しそうに流した涙は
雨になることなく
時間があるから死ぬことが怖い
時間がなければ永遠に生きられたかもしれない

心を鋭利に研ぐ
ひとりになりたいがために
丸くなった言葉では
何にも届かないような気がした

2011/07/31

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