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[171131] 詩
少しずつ離れていく
引力がなくなっている
寄り添うことはできなくなる
手のひらに乗るほど小さくなって
手って
こんなにも脆いものなんだ
ずっとは繋いでいられないんだ
光が届いているうちに
声が聞こえているうちに
支えあっているうちに
楽しい時間が過ぎればいいのに
背中に隠したもの
庭に植えたもの
守りたいと思ったもの
そのすべてがずっとあることを
人知れず祈っている
2011/09/17
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