“煩悩”という悩みの薪を燃やし、“菩提”という悟りの智慧を得(う)る。煩悩即菩提・生死即涅槃命にそう確信の種を撒きつつ、あすの朝陽の目醒め、仰ぎ視れば、生命に吹き抜ける風、清らかなるまま、なな色に染まりけり
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