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[176802] かかし
詩人:どるとる [投票][編集]


さびしさはまるで風のように この胸を吹き抜けてく
置き去りにされた人のように 悲しさだけが絶え間なくあふれているのです

かかしのように田畑に立って 僕も何かを成し遂げたい

カラスをよけるだけの役目でも構わない

かかしのように口をへの字に 僕は世の矛盾や理不尽を忌み嫌う

かかしだって 素晴らしい
かかしだから 素晴らしい
カラスを追い払うだけでも
ちゃんと人の役に立てている

人はみんな誰でも役割があるけれど
僕にはなんの役割があるんだろう
まだまだわからない
いつかはわかるのかな

そしてまた目を閉じてつかの間の夢に吸い込まれてく

さびしさはまるで風のように この胸をただ吹き抜けてくだけ
吹き抜けてくだけ。

2012/06/17

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