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[178204] 刻みこまれた子守唄
母なる大地から
生まれたばかりの太陽は
赤子のごとく瑞々しく…。
やがて高みを目指して
父なる空へと駆け上がる。
幼子のように瞳を輝かせながら…。
そして先祖の眠る彼岸へと
伏し目がちに沈んでいく…。
その間に
生きとし生いける
すべてのものを育みながら…。
だたそれだけを
毎日毎日行うことで…。
鳥は舞い
魚は跳ね
あるものは糸を垂れ
またあるものは走る。
刻みこまれた
子守唄をそれぞれの胸に…。
2012/08/27
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