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[179220] 夕日の彼方まで
ドアを開けて 僕は小さな旅に出る
幼いころの夕暮れがまだ僕の中に広がってる
あの瞳の記憶が そっとよみがえる
映画のような その断片的な場面が ちらちらと見え隠れする
今まさに落ちる
夕日の彼方まで
さみしさはつづく
切なさはつづいてる
誰の瞳にも見える
夕日の彼方には
同じ雨の冷たさが
同じ刃の鋭さが
その胸に伝わる
さあ 悲しいと言ってみなよ 嘘はつかないで
時には負けを認めて。
2012/10/27
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