詩人:どるとる
ドアを開けて 僕は小さな旅に出る幼いころの夕暮れがまだ僕の中に広がってるあの瞳の記憶が そっとよみがえる映画のような その断片的な場面が ちらちらと見え隠れする今まさに落ちる夕日の彼方までさみしさはつづく切なさはつづいてる誰の瞳にも見える夕日の彼方には同じ雨の冷たさが同じ刃の鋭さがその胸に伝わるさあ 悲しいと言ってみなよ 嘘はつかないで時には負けを認めて。