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[179536] 受容と諦念の淵
詩人:中村真生子 [投票][編集]

大山に20センチも

雪を降らせた雲は去り

小春日和の良い天気。

海も空も青く

砕け散る波は

夏の海のように白くまぶしく…。

迫り来ていた冬が

少し遠ざかる。

ほっと息をついて

しばし還ってきた秋を楽しむ。

洗われた空気の中で

一段と美しく光輝く秋を…。

頭の片隅に

昨日垣間見た冬を残しながら…。

こうしてだましだまし

天は冬を連れてくる。

こうしてだまされだまされ

人は冬を受け入れていく。

受容と諦念のその淵で…。



2012/11/16

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