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[179640] 金字塔
詩人:千波 一也 [投票][編集]


いつしか

まぼろしは

味方になりすまして

あらゆるひかりの

残酷さを

麻痺させて

しまう


綴られた文字の

内側も

外側も

しらないならば

しらないなりに

柔らかくなれる

硬くも

なれる


この手に

触れられない

すべての記憶の源を

敬うことが

もっとも

重い鍵


罪ならぬ罪を

美しく

染めて

しまう

もっとも

暗い






2012/11/23

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