過去ログ
〜 過去ログ No.180063 の表示 〜
[180063] 夜の詩
流星の尾をつかまえて
知らない星を横切る
赤い星にはぬいぐるみが
仲良く暮らしていたよ
輪っかを作って
友達がたくさん
寄り添う星ふたつ
冬の銀河
君は魔法がかかったまま
目を開けることもなく
流星が すー、と
海に落ちても
神様の名前を
誇らしく名乗る星座
神様も知らない
頼りない光の粒
君が目を開けて
はじめて見る世界が
何よりも輝いて
映えたならいいな
2012/12/24
[前頁] [投票する] [次頁]
-
詩人の部屋 -