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[180656] 睨んだ空
詩人:ai [投票][編集]

傷みは感じない
感じたのは
殺されるような恐怖と
救いようのない悲しみ


救われたてんとう虫
どこへいったのだろう?

片脚がない蟷螂
生きていたのは羽があるからだろう?

砕けそうなほど歯を噛み締め
幾度も襲いかかる拳から顔を守ろうとするだけで精一杯さ
力いっぱい
無言の悲鳴をあげたら
力がいっぱい抜たんだ

しゃらくせぇ涙を流す余裕があるならさ

恨んで 憎んで

また綺麗な空を睨んだ

2013/02/04

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