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[181323] Ceylon, Orange Pekoe
詩人:漣福堂 九欒 [投票][編集]

特にこだわりがある人間じゃないけれど。

あなたが買ってきた紅茶は、なぜか今でも続いてる。

紅茶の礼儀も知らない私たちだったけど、
見よう見まねでいれた最初の一杯の魅力を覚えているだろうか。

窓際でありあわせのマグカップを片手に笑ってみせた、笑顔のどれほど眩しかったことか。

あの日、私の心を満たしたものが、この香りでないと気付いたときから。

マグカップの中の紅は、思いのほか冷めるのが早い。

2013/03/25

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