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[184042] 雨のひとつぶに
詩人:どるとる [投票][編集]


君の姿を 重ねてみる
僕のほほを ゆっくりと優しく 流れる

雨のひとつぶに

戻っておいでと 言ってみたってさ
君はもう どこを探してもいないのに

なぜだろう もう取り戻せないと
知ったときにはじめて君のあの涙の
意味を 知ったんだ

街並みを濡らす雨よ
僕の思い出も洗い流して

どうしてだろう 大切なものから ひとつずつ消えてく

窓を ゆっくりと優しく流れる

雨のひとつぶに
僕は君の面影をみた

さようならは勇気がいる言葉さ
胸を引き裂く言葉さ

だけど今、言うよ

さようなら。

2014/02/15

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