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[184140] 
詩人:来永 [投票][編集]

温かった
あの手は

もう一度
握る事が
出来たときには

氷のように
冷たくて…


温かな貴方の手を
握る機会なんて
いくらでも
あったのに…


もう戻らない


あの手


骨になり


握る事さえ出来なくて


箸で掴んで


触る事さえ出来なくなった


大事な人の手の温もりは


風化せず、いつまでも




2014/02/28

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