ホーム > 詩人の部屋 > 過去ログ > No.184000-184999 > No.184602「硝子細工」

過去ログ  〜 過去ログ No.184602 の表示 〜


[184602] 硝子細工
詩人:どるとる [投票][編集]


緑の中に 足りない
生命力漲る赤を零す

血の滲む様を 見た人はただ
涙を抑えきれずに
幸せと叫ぶ

この世は 儚い
硝子細工のよう

粉々に砕け散って
方々へ飛び散って
空の星になる
草原の風になる

あなたを私が 愛したという 思い出が
私をあなたが 愛したという 思い出が

たとえば 僕の宝物だから このまま時の中に取り残された思いは影のようにさまようけど

あなたがいないこの世界で私はあなたを忘れなければ
いつまでもあなたは僕に愛されたまま
いつまでもあなたに僕は愛されたまま

壊れないでいられる。

2014/04/10

前頁] [投票する] [次頁

- 詩人の部屋 -