詩人:カクレクマノミ | [投票][編集] |
降る雨に思いを馳せたり
水たまりに自分を重ねた日々は懐かしい過去
あっという間に過ぎた日々は水のように流れ
軽い木の枝みたいな僕はすぐに流されてしまった
その流水すらも錯覚の範疇
その雨量でさえ奇跡的必然
圧倒的な存在の前に僕らは感謝を述べることを美徳とする
必然が重なって偶然など無いと知る
選択は任されて
後悔もそれに沿う
どの道に進んでも
結果同じようなことになるならば
せめて自己満足の虚像を確固たるものにさせて
そう願ってみることにする
多分叶うのだから
誰もが今まで良しも悪しも叶えてきたのだから
僕もそうだったのだから