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[185139] 警報
詩人:清彦 [投票][編集]

行く宛は帰路 進む歩幅

数えては止め

下らなく笑う 日常の隙間

変わったと認めたくなくて

貴方がいない 明日を想像する

痛みなど何度だって凌いださ

跨いだら また明後日笑うのさ


赤信号が 悪戯に誘っている

突き進む為の道を


回り見渡して 呆れ果てるよりむしろ

恐ろしくなって ひとり駆け出した


いつだって耐える事をうやむやに

流れ流して濁流に抗う術を求めて

ついに鳴り響いた 警報は遠退いて

身体中を衝撃が突き抜けるんだ


それでも いつも口ずさむ音

怒り怒り 嫌悪して

感覚を研ぎ澄まして!



2014/06/05

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