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[185318] 夜の果て
詩人:どるとる [投票][編集]


夜の闇はどこまで 続いているのかなあ
見たところ終わりなんてまるきり無いよ

夜の闇は何を隠すために広がっているのかなあ
なんとなく悲しくて
なんとなく切なくて
誰かの名前を呼んでみたりしたんだ

その寂しさに 寄り添うように夜は闇を広げるんじゃないのかなあ

幾千もの涙が星のように降る夜には
きっと誰もが目を伏せたまま
どこか遠くでこぼれ落ちる涙の音に耳をすます
同じ境遇を生きる人の悲しみに寄り添うように 僕もやさしい闇になる

そしてそれぞれの夜の果てにある朝がある

今、夜は静かに明けていく

終わりのはじまりはまた終わり
はじまりの終わりがまたはじまる。

2014/06/24

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